53,851名の署名中電に提出!


ご報告大変遅くなりました。浜岡原発停止の願いに賛同の署名は、無事に4/12に馬場さんたちが中部電力さんに、皆さんの願いとともに届けて下さいました。本当にありがとうございました!
下記は、プラムフィールドから転記です。

『東海地震の前に浜岡原発を止めてください』要望書
4月12日(火) 中部電力社長宛に、要望書を届けて来ました!
2011年4月14日記
「福島原発事故を受けて、浜岡原発の運転停止を願う市民有志」
代表 馬場利子(プラムフィールド代表)

午後1時20分、愛知県名古屋市にある中部電力本社正面玄関に賛同人有志が参集して下さり 『東海地震に備えて、浜岡原子力発電所の運転停止をお願いする』要望書と 53.851人の賛同人署名簿を携えて、 テレビや報道カメラに照れながら、中部電力広報課、庶務課の3方の出迎えを受けて、社内へ。

中電前1


賛同人19名は、愛知県内、名古屋市内に在住する20代~4,50代の男女16名と、 幼児を伴って浜松から来て下さったヤンママ、浜岡に近い掛川から駆けつけて下さった女性など、 皆さんが笑顔でとても友好的。

中電前2


初めて会った人とも和気あいあいと本社内に入りました。  要望書を手渡す時は、皆さんが一緒に「よろしくお願いします!」と気持ちの良いお辞儀をしてくださり、 53851人の願いを届けることが出来、同行して下さった皆さんの気持ちも一緒に手渡せた瞬間、胸がジーンと熱くなりました。


要望書と賛同者名簿を手渡した後、私たちの質問を受ける時間を持って下さいましたので、40分あまり、 それぞれ聞きたいことを質問しました。

Q1「原発を止めても停電はしないと中部電力の人が答えてくれましたが、間違いないですか?」

A1「原発を止めている時は、ほかの発電施設を動かしたり、他の電力会社から分けてもらって、 供給をしていますので、直ぐに停電になることはないです。」

Q2「原発の発電コストが発表されていますが、そのコストには原発を建てたり、 廃棄物処理の費用も入った金額で計算されていますか?原発の発電コストが安すぎませんか?」

A2「その金額は入っていません。・・・略・・」

Q3「他の仕事の場合、コストは係る費用すべてから計算するのに、その計算はおかしくないですか? もっと、正確な計算をするべきだと思いますが。」

A3「この計算方法は、火力や水力と比較できるように計算方法が決まっているので・・」

Q4「浜松に来ている電気は浜岡原発から来ているから、浜岡が止まると浜松には電気が来ないという人が居ますが、 そうですか?」

A4「それは無いです。確かに浜岡から近い町は原発で発電した電気が来ていると言えなくはないですが、 電気は分けて送電されていないので原発だけの電気だと分かりません。」

Q5「自然エネルギーの比率をもっと増やして欲しいのですが、自然エネルギーの施設を作ることはしていますか?」

A5「浜岡原発のそばにも風力発電や、清水美保にメガソーラー施設を計画しています。 国が再生可能な電力の比率を10%まで増やす目標を掲げていますから、それに合わせて進めています」

などなど・・・。たくさんの質問が出ました。

 名古屋でのアクションのお世話をしてくださった平野さんや鶴田さんの仲間の方々が、車に同乗させて下さり、県庁へ。


賛同者の皆さんが会見席に並んでくださる人と、見守って下さる人に分かれて20分ほどの記者会見を行いました。

記者さんたちは丁寧に質問をしてくださいましたが、果たして記事になっていたでしょうか?


NHKはカメラマン2人と、記者さんがカメラを回してくださり、「たぶん6時のニュースに放映する予定です・・」という事でした。

(テレビを観ない私は放映を知りませんでしたが、知人が何人も「ニュースを見たよ」とメールや電話をくれましたので、 報道はされたようです。)


 53539人の賛同者には 日本国内だけでなく、世界46か国から登録をしていただきました。

そして、その中から「私の地域でも署名を始めます」「このサイトをスペイン語に訳して流します」 「ドイツでは独自の浜岡原発を止める署名を行って、届けます」というように様々な活動が生まれています。

本当に心強く、ありがたく思います。


 浜岡原発が世界で最も危険な原発で、今すぐにでも止めたい!という願いで繋がった多くの方々の協力を頂いて、 3月14日からスタートしたこの要望書提出のアクションは、27日間で、53539名の願いとなりました。


 この賛同署名の活動で初めて会った人々19名+3名(内2名は幼児)は、『今日のお疲れさま会』をして交流し、 脱原発に向けた次のアクションについて意見交換をすることも出来ました。


不思議な連帯感、1人1人の明確な意思、明るい笑顔が心地よい人々との出会いは、

明日を創る勇気が湧いてくる1日でした。


 12日の要望書の提出後から賛同署名登録を終えた11日までに、さらに200名以上

の賛同者を迎えています。

 賛同していただいた皆さんの署名は、静岡県知事と中部電力社長宛に、必ず、届け

させていただきますので、 最終賛同者数は、後日、ご報告いたします。

本当に、多くの方に浜岡原発に心を寄せていただきました。

これからも浜岡原発の運転が止まるまで、よろしくお願いします。