小佐古参与の涙


内閣官房参与の小佐古敏荘(こさこ・としそう)内閣官房参与(61)=東大大学院教授=29日、東京・永田町で記者会見を開き、小佐古氏は菅政権の福島第一原発事故対応について「法律や指針を軽視し、その場限りだ」参与を辞任する意向を表明した。

この涙は、意味深い。

多くの人の命を救いたいと本気で思っている人の涙です。
この地震と津波で生き残った子どもたちに、これ以上の苦しみを与えたく無い思い、元気に育って欲しい、日本の国としての判断は「子ども」や「命」を大切にしないとわかってしまった。
不思議だけど、年20ミリシーベルト案を誰が決めたのか文部科学省も答えなかったそうです。
他の5名の専門家なのかな?
誰が提示したのか堂々と説明してほしい。
どういう考えを元に、子どもと大人が同じ扱いができるのか理由を聞きたい。

国際的(地球)な常識も基準も関係ないので、まさか日本人だけ放射能に強いのかな(笑)
原発寿命も、国際基準は22年で、日本は40年にちょっと補修して勝手に60年くらい大丈夫としている。

まあどう説明されても、個人のルールとして、年に1ミリシーベルト以内。

20ミリシーベルトは「妥当」で決まったとも言われている(苦笑)

ただ、このままでは福島周辺の子どもたちは、20ミリシーベルト扱いのまま。
どうしたらいいのか?

青森、山形、秋田、神奈川は受け入れをしているから、ご家族ともに難しいことはわかるけど、もう少し離れて生活できれば、心身ともに長い目で見ると子どもたちにとってのびのびとできることと、ご家族の心配が減ることで心が軽くなることが大事だからな〜しみじみ思います。

会見では特に、小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判。「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」とも述べた。

 また、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)による放射性物質の拡散予測が4月下旬までに2回しか公表されなかったことも批判。「今のやり方は、東京で数字をぼっと決めてやっている」と指摘し、政権の対応について「私がやってきたことからは外れているので、これ以上とどまっている理由はあまりない」と語った。」

みんなの生命に関わることを決めるトップにいながら、誰も命に興味が無い人ばかりで、話すらできなかった悔しさでいっぱいだと思います。



最近、質問されたことに「男のロマン」と答えるしか他になかった。
その質問は、原発について、どうして原発をつくり、安全ではないのに、なぜ事故が起きても止らないのか?
きっと、普通に「国策、国政だから」と答えればいいのだと思うのだけど(笑)
でも個人としても、この問いに対する答えは25年前から変わらない。

当時は、「原子力」という未知なる大きなプロジェクトで、誰が言ったか「核」を平和利用できるという話に、「カタキを取ってやる」という思いで、当時の中曽◯首相が「男のロマン」で始めたそうです。
そう、これを「男のロマン」と私は勝手に呼んでいます(笑)

「核の平和利用」「原子力は安全」=だから、とっても、良いことをしている気分(本気)になっていくんでしょうね。
この思い込みは、原発関係者や原発推進派、東電にも教育が行き届いてるのがわかります。
悪いことしているなんてきっと思えないだろうな〜。
そういう意味で、男のロマン(苦笑)
カタキってなんだろう?地震国で原発は、自爆するだけでは。。。
多くの人が、長い間この男のロマンに夢を見てきたんだと思います。
でも、チェルノブイリ事故、この原発事故によって、目が覚めた人がたくさんいると思います。

武田先生のブログで「さらば!」では、男のロマンから目が覚めて、潔く、多くの子どもの命を救いたいと本気で思った人の決意にあふれています。
涙を飲んで、小佐古氏と同じように子どもたちのヒーロー誕生です!

これからは、原発や放射線にスペシャルで、子どもたちの命、地球を守ろうとするウルトラマンみたいな正義の味方のような人達がグループになって、私たちに本当の知識や情報を与えてくれることに希望があります!

そして、日本には原発はなくなっています!

その日は近い!もうすぐ